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2016/12/25

111回国試攻略vol.16 泌尿器科編

~111回国試攻略講座のお約束~
※「対策」は近年よく出てる疾患や各教科の勉強の仕方をお伝えします。
こちらの方は頻出疾患を主に紹介していますので出る確率は高いはずです。
※「ワンポイント」は頻出疾患じゃないので知らなくても当たり前です。
最低限の知識はお伝えしますので読み物として。
※絶対みんなで合格しましょう!!

それでは第16回、「泌尿器科」行きます!

■ 対策の仕方
眼科でも書いた通り、マイナーはいろんな疾患が浅く広く問われることが多いのですが
泌尿器科はマイナーの中ではメジャーに近い出題形式が取られている印象です。
つまり臨床判断や重症度に応じた治療まで選ばせる問題を出してきているということです。

眼科や耳鼻科の知識は皆無でも日常診療でさして困りませんが、
泌尿器科は前立腺肥大尿路感染尿路結石過活動膀胱尿閉の対応など、
何科でも診療できなければいけないcommon diseaseがかなり多い診療科です。
従ってその辺の疾患はよく出ますし、臨床的な対応まで問う問題が多いです。
とはいえどれもそこまで難解な疾患ではないので特別身構える必要もなさそうです。

むしろ難しいのは腫瘍です。出やすい順に前立腺癌>膀胱癌>精巣腫瘍。
前立腺癌、膀胱癌は進行度に応じた治療を選ばせる問題が出ているので、
しっかりどの進行度で何をするかまで覚えておいた方がいいです。
精巣腫瘍はリンパ節転移を読影させたり
どこのリンパ節に転移しやすいかまで聞いたりと外科的な出題が目に付きます。
同じくマイナー科の耳鼻科や皮膚科の腫瘍に比べるとやや難しめな出題と言っていいでしょう。

■ ワンポイント
1 間質性膀胱炎
いわゆる膀胱炎同様頻尿や尿意切迫感や排尿時痛を来すが、
膀胱炎と違い感染ではないため抗菌薬無効。詳しい病態は不明。中年女性に好発。
進行すると膀胱の萎縮を来す。診断は膀胱内視鏡による観察と生検。
治療は水圧拡張(膀胱を水圧で押し広げる)や抗うつ薬など。

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