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2017/08/16

国試とマニキュアの意外な関係

本屋のブランドムックで安くしてサンダルをゲット!!
DSC_0347

サンダルって仕事で使えないので近年滅多に買っておらず、
今年もあんま使わないから高いの買うのはちょっとな…と思っていたら本屋で安く買えた!
というわけで久しぶりにマニキュアを取り出して足に塗ってみました。
ちなみにマニキュアも雑誌の付録についてたりしますよね~最近。ほんと付録楽しいkira01

自分は手のネイルはやったことないので(女医さんはやってない人が多いと思う)
夏場だけ、まれに足に塗ったりしてます。

さて、そんなこんなで今回は「マニキュア」がテーマなのですが
国試とマニキュアを結び付ける問題と言えばこれだあああ!!

103B-32
経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉と
動脈血酸素飽和度〈SaO2〉とが乖離を示した。
原因として考えにくいのはどれか。

a 脱水
b 低体温
c 高血糖
d マニキュア
e 一酸化炭素中毒

この問題はMECでは呼吸器で扱っている問題なんですが
必修的な分野でもあるため必修対策や検査学でもよく扱っていたりします。
本問にもある通り、マニキュアをつけている人はパルスオキシメーターでは
エラーになってしまうというのが国試的には常識です。(正解はc)

ただ、自分の経験上は、マニキュアを付けていても
ちゃんと正しく測定できているように思います。
昔は救急外来と言えば除光液が必ず置いてあったものですが、
最近は除光液も見かけなくなりました。
そもそも最近は除光液では簡単に落とせないジェルが主流なので
置いておいてもあまり意味はないのかも。
この間ジェルやってる人にパルスオキシメーター付けたら
ちゃんと測れたので技術の進歩はすごいと思いました。

なのでマニキュアが絶対にダメなのかというと厳密にはそうでもないのかもしれませんが
・103回というそこまで古くない問題で「マニキュア」がダメと出題されていること
・医師、看護師の間で「マニキュアがダメ」は有名な知識であること
・本当にあらゆる厚さや色のマニキュアであっても
 絶対に正確に測定できるのか定かではないこと
 (やっぱり本当にちゃんとモニターしたかったらマニキュア・ジェルは落としておいてもらいたいです)
などを踏まえ、私は基本講義では「マニキュアはダメ」で教えていますし、そう覚えて差支えないと思います。

ただまあ、本当に緊急時にマニキュアを付けた人を見た時には
落とさなきゃ!と思うのではなく一応マニキュアの上からでも
測ってみようかな?でいいと思いますということで。

むしろマニキュアやジェルをやっているとCRT(毛細血管再充満時間)が測定できなかったりするので
そっちの方が医師・ナース泣かせだったりするのかもしれません。
というわけで入院時は普通マニキュアやジェルは落としてもらうのが主流かと思います。
ネイルアートお好きの皆さまもごうぞご協力お願いします!!

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