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医学部生の保護者様へ

医師になるまでには医学部に入学して、最短でも6年かかります。
近年では留年と卒業延期等もあり、6年間での卒業が年々難しくなってきている現状があります。
そして、この6年間は医師になる為に必要な知識の習得とクリアしなければならない試験が待ち受けています。
そこで、最短6年で医師国家試験に合格する為に、保護者として知っておくべき知識をお伝えしていきます。

1年生~2年生

◆この時期に取得する学習主な内容

1.解剖学 2.発生学 3.生化学 4.生理学 5.放射線生物学 6.分子生物学 7.細胞生物学 8.遺伝学 9.微生物学
10.免疫学 11.薬理学 12.病理学 13.公衆衛生学
※その他一般教養

◆進級に関して

この時期での留年する学生は0人ではありません。年々留年生の数は増加しています。
 ↓【理由】
*この時期に学ぶ『基礎医学』の理解と知識の定着が不十分であると、
4年生で受験する国家試験『共用試験』での合格が難しくなる為、知識未定着の学生は留年となります。

【留年する学生の傾向】

①医学部への入学が、学校推薦・AO推薦・自己推薦等いわゆる大学受験をしていない

大学受験科目に生物を選択した学生にとっては、発生学、生化学、生理学、生物学等の知識習得がスムーズですが、その基礎知識がない学生にとっては膨大な知識量を整理できない傾向にあります。

②論理的な理解のみで学習をすすめてきた

医学知識は理解だけではなく、単純に暗記しなければならない知識が多くあります。
暗記が苦手な学生は根気強く学習できない傾向にあります。

◆どのような対策が必要か

1年のうちから、基礎医学特に、膨大な暗記量が必要な生化学、生理学、生物学の学習の準備を進めましょう。
先輩から担当の先生の情報や過去問題を入手するなど試験への意識を持つことが重要です。

3年生~4年生

◆この時期に取得する学習主な内容

基礎医学の知識習得から、臓器別の基礎知識の習得に移行していきます。
また、4年生の受験する共用試験対策の準備も始まります。

◆進級に関して

4年生で受験する『共用試験』は国家試験であり、合格基準が設定されています。
合格基準に達しない場合は留年となります。

◆どのような対策が必要か

『共用試験』は出題基準として、コアカリキュラムに準じた内容の試験となります。
コアカリキュラムを意識した対策が必要です。
また、この試験はPCを使った試験ですので、事前に試験に慣れることも重要です。

5年生

◆この時期に取得する学習主な内容

ほとんどの大学では5年生の1年間はポリクリを実施します。ポリクリとはいわゆる臨床実習です。
机上の学習から、実際の医療現場で実践的学習をします。
この期間は1日中病棟で実習することから知識習得の学習時間をとることができない学生が多くいます。
しかしながら、国家試験対策は5年生から始めることが重要です。
また、進級試験もありますので、実習と並行した勉強が必要です。

◆どのような対策が必要か

実習で回っている科で見られる疾患をもとに、国家試験で出題される頻出疾患の知識(病態生理から、症状、検査、診断、治療等)の習得が必要です。
早い時期から、国家試験の過去問題の傾向や内容に触れておくことが最も重要です。

6年生

◆この時期に取得する学習主な内容

当然のことながら、卒業試験合格と国家試験合格を意識した学習が必要です。
卒業試験は各大学によって内容は様々ですが、近年では多くの大学が国家試験レベルでの試験となっています。
したがって、国家試験対策が卒業試験対策にもなっています。

◆どのような対策が必要か

国家試験に出題されるガイドラインを意識した、国家試験に出題される頻出疾患や必修問題の傾向に沿った対策が必要です。

メックが提供する対策とは?

膨大な医学知識を効率的に学習し、知識習得する為の講座、テスト、教材を提供しています。
また、それぞれの不得意分野を割り出し、個別に対応する『個人指導』は、年間約1000回以上実施しており、業界No,1の実績があります。
また、多くの講師が在籍しチームとして学生をサポートしています。
詳細はこちらをご参照ください。

医師国家試験概要

医師国家試験とは

【厚生労働省より示される試験内容】
臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能。

【出題内容】
出題範囲は、基礎医学・臨床医学・社会医学など、すべての医学関連科目。
また、科目ごとではなく、全ての科目を取り混ぜた総合問題形式の試験である。
問題はそれぞれの専門分野から選出された医師国家試験委員によって考案される。
医師として知っておくべき内容として、4年に1度厚生労働省より「医師国家試験出題基準(ガイドライン)」が発表され、その項目・疾患・症候などを基本として問題が作成される。

【試験構成】
試験は3日間で計500題の選択肢問題で行われる。
一般問題は各1点、臨床実地問題は各3点で計算される。

【合格基準】
以下を全て満たした者を合格とする。

過去3回の合格基準は、一般問題臨床実地問題相対基準で65%~71%。
必修問題絶対基準で80%。

区分 109回 108回 107回
一般問題 129点/200点(64.5%) 130点/199点(65.3%) 139点/200点(69.5%)
臨床実地問題 405点/600点(67.5%) 397点/600点(66.2%) 427点/597点(71.5%)
必修問題 160点/200点(80.0%) 160点/200点(80.0%) 160点/200点(80.0%)
禁忌肢問題選択数 3問以下 3問以下 3問以下

大学別医師国家試験合格情報

既卒生の合格率グラフ

受験回数を重ねるごとに、合格率は著しく低下する。

グラフ

医学部6年間の一般的な流れ

学年 大学における主な学習内容 メックの対策
1年 「教養科目+早期臨床体験実習」 詳細
2~3年 「基礎医学」
(解剖学・病理学・生理学・細胞学など)
3~4年 「臨床医学」
(内科学・外科学・小児科学・産婦人科学など)
4年 「共用試験」・・・OSCECBT
5年 「病院実習」
6年 4~6月 「選択実習」
7~8月 マッチング
9~12月 「卒業試験」
卒業判定
2月 「医師国家試験」

卒業試験

大学により、試験の概要は異なる。

例 : T大学卒試概要

3回の卒業試験の平均得点で判定が下される。
例年、第1回が8月上旬、第2回が10月上旬、第3回が11月上旬に実施される。日程は国試に準じて3日間で、約500題出題される。結果発表は12月上旬。
例年、平均得点率は73%前後であり、合格基準は一般・臨床は68%、必修は80%となっている。
合格基準に達しない場合は卒業留年となる。追試等は一切なし。

※各大学の卒試情報につきましては、メックまでお問い合わせ下さい。

現役生各種試験

参考大学

1年生 各科目定期試験
2年生 各科目定期試験 + 基礎総合試験(3月)
3年生 各科目定期試験
4年生 各科目定期試験 + 共用試験(CBTOSCE
5年生 総合試験(年2回 : 8月、1月)
6年生 卒業試験(年2回 : 8月~9月、11月)

※各大学の試験情報につきましては、メックまでお問い合わせ下さい。

マッチング

医師免許を取得した後、診療に従事しようとする場合には、2年以上の臨床研修が義務付けられている。
マッチングとは、研修希望者と研修を行う病院との組み合わせを決定するシステム。

※MECマッチング対策ページへ

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