トップ > iCrip magazine + > 研修医の声・病院情報 > 九州・沖縄 > 【沖縄】沖縄協同病院 1年目 久場 弘子医師

2015/12/11

【沖縄】沖縄協同病院 1年目 久場 弘子医師

ic35_kensyu32

ic35_kensyu30

院独自の電子カルテからも
研修医へフィードバック

5年時の実習で仲良くなった同級生が沖縄協同病院を第一希望にしていて、私も一緒に頑張りたいと思ったのが、入職したいと思った最初のきっかけです。見学時に、当院で出産された後期研修医の先生から「院内保育所など子育てする環境が充実している」と伺い、女性が働きやすい職場だと感じたことも理由の一つでした。
研修では、まずは電子カルテの使い方を習いましたが、実は当院のカルテは産婦人科の先生が作られた当院独自のものです。スタッフ目線で作られているので使いやすく、研修医も重宝しています。例えば、「研修医フィードバックボタン」を使えば、当直で診た患者さんのカルテを上級医の先生にチェックしていただける機能もあります。自分の診察に対する評価を素早く知ることができ、ありがたいです。

問診や手技を通して
臨床力を日々アップ

現在は呼吸器内科をまわっていて、担当医として患者さんに関われるのがとても勉強になっています。指導医の先生から割り当てられる珍しい症例や新規入院の患者さんなどを担当し、毎日ベッドサイドに行って話しながら患者さんと仲良くなれるのが嬉しいです。先日、レジオネラ肺炎の患者さんを診た際に、温泉入浴の有無を聞きました。患者さんは否定されましたが、奥様から「1週間前に社員旅行で温泉に行きました」との返事が。その方は「定期的に温泉へ行っているかどうか」という質問だと誤解されたようで、自分の聞き方について学ぶ機会をいただくことができました。
手技のデビューは7月に外科で実施したCVで、その後は消化器内科で大腸内視鏡のサポートや麻酔科の挿管・術中管理などを経験しました。先生からは、「事前のイメージトレーニングが大事」と言われ、復習も含めて丁寧に教えてくださいます。ベッドサイドで患者さんに向き合うとともに、手技にも早くから携わることができ、実践重視の研修ができていることを実感しています

ic35_kensyu33
段階的に当直に入ることで
不安を除きつつ経験が積める
1年目の当直は8月まで2人一組で見学・体験を行い、9月からは3人一組でスタートします。そして11月から研修医のペアで入ります。当院の当直はステップを踏んでいくので、不安を徐々に取り除きながら経験を積むことができます。最近遭遇した症例は、沖縄在住のインド人が腹痛を訴えて来院したケースです。問診でポイントを絞り込む自信がなかったため、生活歴をはじめ全ての項目を細かくヒアリングしました。診断は胆嚢炎ですぐにオペになったのですが、その方が退院後に外来から私を呼んでくださいました。
その方の元へ伺うと、満面の笑みで「サンキュー!」と握手をしてくださいました(笑)。「こんなに話を聞いてくれた医師は初めてだ!」と喜んでくださったのです。細かく質問したことが安心につながったようで、患者さんが何を求めているのか少し分かったような気がしました。

ic35_kensyu34

研修医の声を活かし、

成長させてくれる環境

当院では、研修医の意見や要望を「研修医会」で発表すると、研修委員長を介して指導医会に届く仕組みがあります。一例を挙げると、今年は3人一組の当直体制を“早い時期から2人一組に変えてもらいたい”という希望をプログラムに反映していただきました。
また、各科研修の最後に、印象に残ったことや改善点などの要望を出し、指導医やコメディカルスタッフから私自身の評価をしていただく、振り返りの機会があります。私は看護師さんに質問をし過ぎて、「もう少し自分で考えるよう頑張りましょうね」というコメントもいただきました(苦笑)。当院は研修医の意見をしっかりと聞いてくれ、その一方で直すべきポイントを的確に指摘した上で成長を促してくれる環境だと感じています。

 

 

公式アカウント

facebook

twitter