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2017/07/05

【神奈川】湘南東部総合病院 2年目 山岡 周平医師

有名な整形外科とリハビリの充実

湘南東部総合病院には同じ敷地の中に、外来専門の機能をもつ「湘南東部クリニック」が併設されています。同クリニックには、風邪や発熱などのcommon diseasesの患者さんが予約なく数多く来院。1つのエリアの中に、そうした「まちの診療所」と病院があることにより、違った切り口での経験ができ、有意義に感じています。
指導医がクリニックで外来診療にあたり、入院が必要な患者さんが出ると病院に連絡が入り、こちらで入院準備の対応を行います。いわば地域に必要な病診連携が同じ場所で経験できるのです。
また湘南東部総合病院は、整形外科が有名ですが、リハビリスタッフが多いのも特徴で、すべての患者さん一人ひとりにリハビリスタッフがついて細かく支援しています。運動障害や嚥下障害、高次脳機能障害などのリハビリ治療だけでなく、装具や義肢、車椅子の作成も積極的に実施。また医師も、ボトックス注射によって脳血管障害の上下肢痙縮に対する治療を行うなど、質の高さには定評があります。私は将来、実家のクリニックを継ぐ予定でもあるので、患者さんの入院から回復期までの一連のプロセスに携わることができるのは有意義です。
湘南東部総合病院では研修医も、自分で判断して行動できる場面や時間が多くあり、私はできるだけ患者さんのそばに行くことを大事にしています。
自らの意志に基づいて思いや考えを実行に移すことで、研修の中での成長の度合いも違ってくると思います。そうした自主性を養えるのが湘南東部総合病院の研修であり、自分から周囲に能動的に働きかけていくことで、どこまでも成長させてくれる病院だと日々感じていますね。

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1人当直で各段に上がる鑑別のスキル!

当直のスタート時期は1年目の5月で、基本時間帯は午後5時半から翌朝まで。上級医である内科・外科の専門医各1名と研修医1名の体制で、週1回・月5回の頻度で実施しています。湘南東部総合病院は2次救急ですが、実際には2.5次救急という感じの救急症例が数多くあります。基本的に研修医がfirst touchから携わり、救急車の迎え入れから自分で方針を考え、自分のオーダーによってスタッフに動いてもらい、病態をアセスメントした段階で上級医にコンサルトする流れです。最初はプレッシャーもありましたが、1年目の夏を越える頃には慣れてきて、冷静に対処できるようになりました。当初は腹痛の患者さんを前にしても何をすれば分からない状態だったのが、画像所見の取り方など鑑別のスキルが上がったことを実感できています。

現場から学べる「デスカンファレンス」

上級医が研修医向けに症例発表を行う「クリニカルカンファレンス」や、死亡症例について発表・検討する「デスカンファレンス」が月に4~5回のペースで行われます。入院して亡くなるまでの経緯を振り返り、その原因についての特定をはかっていくデスカンファレンスは、現場的な学びが豊富にあります。ほかに週に1回、研修医が症例を発表する「内科症例検討会」は、フランクな雰囲気で上級医に質問でき、新しい知識が得られる貴重な場です。また、研修医は、年に1回学会発表の機会をいただくことができ、私は昨年、循環器領域の「急性心筋梗塞を緊急カテーテルでリカバーした症例」についてプレゼンしました。さらに冬には研修医が1症例ずつ、院内のすべての先生に向けて発表する勉強会もあり、研修を深める上での良い刺激になっています。

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