市中病院
キュウシュウロウサイビョウイン
〒800-0296 福岡県北九州市小倉南区曽根北町1-1
093-471-1121 / 093-473-0627
下曽根駅
九州労災病院は22診療科を備える450床の急性期病院です。心臓血管外科、腎臓内科を除けば概ね全ての診療科が揃っており、様々な症例が経験できます。また当院は、山口県に隣接する北九州市に所在しています。北側には競合する急性期病院がいくつかありますが、南は大分県中津市までの間に急性期の病院が2施設しかないため、老若男女問わず患者さんが搬送・来院されます。
後期研修医の数も少なめですので、上級医の先生からじっくりマンツーマンで指導に当たってもらえます。そのため、比較的早期から手技に触れられる機会も多く、また、後期研修医が少ないということは、症例の取り合いもありません。自分が将来何科に進みたいかに関わらず、初期臨床研修期間中は、可能な限り多くの診療科を周り、多くの症例を経験した方が、必ず将来の役に立つため、多種多様な症例を経験出来る九州労災病院で、医師としての人生の第一歩を共に歩みませんか?
当院は昭和24年2月に全国初の労災病院として、内科、外科、整形外科、理学診療科(現在のリハビリテーション科)の4診療科で診療を開始しました。日本で初めてリハビリテーション科を標榜した病院でもあることから、その歴史は古く豊富な知識と経験、実績があります。運動器疾患、脳血管疾患、心疾患、その他ほとんどの全ての疾患に対応可能なうえ、全国の病院でも珍しく、常勤の義肢装具士も在籍しており、義肢装具の製作、メンテナンスにも対応できます。
機能訓練室の広さは急性期病院では圧巻の840㎡(バスケットコート2面分、テニスコート4面分)を誇り、院内のほぼ全ての診療科からのリハ依頼に2名の常勤医師と30名を超えるセラピストが対応します。
急性期の市中病院なのにリハも学べる、だけでなく、それが日本のリハ科発祥の地なわけですから、リハ医を目指すわけではなくとも、豊富なリハの経験・知識に触れられます!!
例年、当院の研修医同士は非常に仲が良く、専用の研修医室は、常にアットホームな雰囲気に包まれています。オンとオフの使い分けが適切にでき、その雰囲気に上級医や後期研修医の先生方だけでなく、事務やコメディカルも、しばしば空いた時間に立ち寄っては指導や相談の傍ら談笑・休憩を挟んで行かれます。指導に当たる指導医、上級医の先生方も優しく丁寧で、じっくり確実に自分の力を磨けます。救急や宿日直は、日によって十分な休憩や睡眠が取れないこともままありますが、遅くまで残らなければならないことはほとんどなく、宿直明けも大抵全日・半日の休養を取れる体制と意識があります。
6,000冊を超える医学書、70種を超える医学雑誌、オンラインジャーナル利用可能端末等が揃った図書室は、職員であれば24時間利用可能で、余暇の時間はプライベートに充てるもヨシ、自己研鑽に充てるもヨシで、自分の裁量で忙しくも楽にもできる環境です!!
当直は救急外来の当直のみで、17時~8時までの宿直と、休日の8時~17時までの日直があり、合わせて月4~5回入ります。Walk in、救急車合わせて1日平均15~20人患者さんが来られ、研修医は可能な限りの患者さんを対応します。研修医は原則、患者さんのファーストタッチとして、初めの診察から検査オーダーまでを担当します。慣れてきて可能であれば初期治療、病状説明、方針決定まで行うこともあります。
当直は研修医とレジデント(とは限りませんが比較的若い先生)、および内科系上級医、外科系上級医の先生1人ずつの計4人で入ります。研修医一人の判断で入院も帰宅もさせられないシステムになっており、上の先生も理解していただけているため、相談はスムーズに行えます。また、必要に応じて、専門家オンコール医師への電話相談も可能で、安心して当直業務が行えます。
研修医は基本的には当直明けは、担当患者の診察が終われば午前中で帰れます。上級医の先生方も、研修医の当直スケジュールをきちんと把握してくださっていることが多いので、当直明けでもしっかり休養することができます。
毎週1回、当直中に経験した症例を基にした救急の勉強会があります。そこで救急科の先生と一緒に他の研修医の症例を共有することができるので、とても勉強になります。症例の振り返り、フィードバックに関しては必ずあるわけではないですが、疑問点があったときは質問すれば指導医の先生が必ず応えてくれる体制です。
基本的には18時くらいまでには帰宅しています。土日は外科では朝に回診がありますが、自己都合で休むことも可能です。その他の科では特に決まりはなく、原則として休みになります。
当院ではリハビリテーションに力を入れており、リハビリテーション科の施設は他院で見ることも少なく、お勧めできます。内科系は以下の日程で手技があるためお勧めです。
循環器:月曜以外(カテーテル)
消化器:水曜(ESD)、月木(ERCP)、内視鏡は毎日
呼吸器:火(気管支鏡)
一般外科は毎日手術があり、眼科は火・水、泌尿器科は火・木に手術をしています。
文化系から体育会系まで様々な雰囲気の研修医がいます。飲み会では楽しんで、病院では研修医と救急の先生だけの勉強会もあり、仕事には真面目に取り組んでいます。オン・オフしっかりしたい人に向いていると思います。
4つの質問から一つを選んで回答する小論文と、面接試験があります。小論文と言っても難しい記述は求められません。面接では堅苦しい質問はなく、自由に自分のことを話せたら大丈夫です。院長先生を始め、試験監督の方々も柔らかい雰囲気です。
病院のすぐそばにコンビニが2軒、スーパーが1軒あります。スーパーにはクリーニング屋とドラッグストアが併設されており、徒歩圏内で日用品は揃えることができます。単身宿舎は敷地内にあり徒歩1分程度の距離です。最寄り駅までは徒歩10分、駅周辺には居酒屋が軒を連ねています。電車で20分ほどで小倉駅まで行くことができ、北九州空港まで車で20分、小倉東インターまで8分と、交通の便が良く、非常に住みやすいです。
院内には売店、コーヒーショップ、職員食堂、レストランがあります。売店には日替わり弁当や、某飲食チェーン店の牛丼やハンバーグ弁当が数量限定で置いています。職員食堂では安くて栄養バランスの取れた食事ができます。週に1回カレーの日があり、食べ放題となっています。レストランのメニューは豊富で日替わりランチは1番人気です。私のオススメはチャンポンです。
一年目 5,000,000円/年
二年目 6,000,000円/年