市中病院
オオサキシミンビョウイン
〒989-6183 宮城県大崎市古川穂波三丁目8番1号
0229-23-3311 / 0229-23-5380
JR「古川駅」よりシャトルバスで約15分
当院は宮城県内の市中病院の中で初期臨床研修医の募集人数が最も多く、現在は1年目18名、2年目15名が研修中です。また、専攻医も29名と多数在籍しており、疑問点などがあればすぐに上級医に相談しやすい環境となっています。当直や病棟業務において研修医の果たす役割は大きく、日々責任を持って上級医と共に治療方針に携わることができます。
また、同期が多いため、互いに情報を共有し合うことで、より効果的に学べることも多くあります。ローテートも各々が順番に回るため、既にその科をローテートした同期から話を聞くことができます。例えば自分の科の患者さんで糖尿病を合併している方がいて血糖管理が必要な際、糖尿病代謝科を回っている同期から血糖管理について教えてもらうことができます。互いに自分の学んだことを教え合うことで、より自分自身も理解を深めることができます。
救急当直において、初期対応は研修医の担当です。対応で迷った際には上級医に相談することも出来ます。患者さんの対応後には、対応時の反省点や適切なアセスメントについて上級医と振り返ることで、今後の当直に活かすべき点が見つかります。
「救急診療科」の専門病棟があることも当院の特徴です。フォーカス不明の患者さんや交通事故で多発外傷のある患者さんなど、どの診療科で扱うべきか判断が難しい場合は救急診療科に入院させ、全身管理を行います。全身状態が落ち着いたら改めて状況を踏まえて各科に相談し、今後の方針について検討します。当直の際に原因の病態について鑑別がつかない場合でも、その後の対応や治療について院内で追うことができるため、鑑別力をつけることが出来ます。
アカデミックセンターは2020年4月に新しく設置された部門で、学術的な面で研修医を支えてくれる存在です。研修内容や研修医育成だけでなく、これまで各科で行われてきた治験や臨床研究も統括し、当院の医師全体の学術的な発展をリードして頂いています。研修における症例発表や症例登録のアドバイスだけでなく、研修後のキャリアパスについてもアドバイスを頂けるため、将来を見据えた研修を行うことが出来ます。
また、アカデミックセンターは、私たち研修医を事務的な視点からもサポートしてくれる専門の部署でもあり、普段疎かになりがちな勤怠に関する事務手続きや、2年間のローテートについての相談にも対応して頂いています。2年間の研修を行うにあたって欠かせない存在です。
当直は1人あたり月に4~5回です。1・2年目それぞれ2人ずつ当直に入り、平均で10件程度の患者対応を行います。初期対応から検査、各科へコンサルトするまでの流れ一連が研修医の仕事です。
初期研修1年目と2年目で基本当直の回数や、内容に変わりはありません。2年目では1人あたり年に1~2回程度、二次救急も担当します。
当直中は初期研修医と上級医が一緒に患者対応する仕組みになっているので、随時上級医にコンサルトできるようになっています。
当直明けの午後は職務専念義務免除となり、休むことができます。また、診療科によっては朝から休むことができる場合もあります。
どの科でも18時から19時には帰れることが多いです。ただし、病棟当番で呼ばれた場合や臨時手術が入った時、また抄読会や症例発表の準備に追われている時などは遅くまで残っていることもあります。
土日のどちらか当番に入る診療科が多いです。業務内容としては回診、カルテ入力、病棟処置を上級医と共に行います。基本的に午前中に帰れる場合が多いです。
病院の周辺にはスーパーやコンビニ、薬局などが揃っており、生活に必要なものはすぐに調達することができます。また、病院内にもコンビニやカフェがありとても便利です。
研修医は穏やかで話しやすい人が多いです。当院はオンオフがはっきりしているので、プライベートが充実している人が多い印象です。多くの手技を上級医の丁寧な指導のもとでさせてもらえるので、充実した研修をおくりたい人にはピッタリです。
面接では、履歴書の内容を中心に質問されました。履歴書に書いてある事柄を自分の言葉で話せるようにしておけば大丈夫です。小論文は誤字脱字がないかなど基本的な事柄が問われていたようです。
一番は同期の人数が多く、互いに相談したり情報を共有したり出来るところです。患者症例も多く、多いからといって取り合いになることもありません。また、専攻医や上級医も豊富で、丁寧な指導を受けることが出来ます。相談もしやすく、キャリアの見通しも立てやすいです。そして、職員全体が和気藹々とした雰囲気で働きやすいことが人気の理由です。
一年目 5,400,000円/年
二年目 7,110,000円/年