新東京病院

市中病院

シントウキョウビョウイン

情報更新日:2019/04/16

〒270-2232 千葉県松戸市和名ヶ谷1271
047-711-8700 / 047-392-8700
JR常磐線「松戸駅」より バス15分

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熟練した上級医の手技を
目の当たりにしながらスキルアップ

将来は脳神経外科に進みたいと考えています。初期研修開始前には心臓血管外科へ進むことも選択肢として考えていたため、脳神経外科、心臓血管外科のどちらの症例数も豊富な病院で研修したいと希望していました。希望に沿う研修病院を探していたときに新東京病院のことを知り、手術見学などもさせていただいたうえで、研修させていただくことに決めました。
新東京病院の医局は、大きな部屋に各診療科の先生方、研修医が机を並べています。実際、診療科の壁を越えてお互いに協力し合って治療する場面も多く、研修医の立場でも疑問点があれば親身になって相談に乗っていただける雰囲気があります。
1年目は心臓内科、消化器内科、消化器外科、麻酔科、集中治療室をローテーションしました。どの科でも担当患者をもち、オーベンの先生との話し合いやチームカンファレンスを通じて治療方針をしっかりと話し合ったうえで治療に参加していきます。経験できる手技数も豊富で、最初は上級医の先生方と一緒に手技を行い、慣れてきたら徐々に1人で手技を行えるように、徹底的に指導していただきます。
新東京病院は心臓カテーテル治療で全国屈指の実績があり、心臓内科の研修では毎日心臓カテーテル室に足を運び、冠動脈造影(CAG)や経皮的冠動脈形成術(PCI)の助手をさせていただきました。先生方の熟練した手技を目の当たりにできるのは、非常に貴重な経験でした。また、カテーテルによる弁膜症治療も積極的に行っており、経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)やマイトラクリップによる経皮的僧帽弁接合不全修復術を行っているチームに配属を希望すれば、こうした先進的な治療に参加することも可能です。

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心機能の低下した患者さんに優しい
がんの手術や麻酔も学べる強み

消化器内科では、研修医全員が上部消化管内視鏡検査の手技を経験しますし、希望すれば下部消化管内視鏡検査に関しても指導を受けられます。肝臓・胆嚢・膵臓グループの研修中には、経皮経肝胆嚢吸引穿刺法(PTGBA)や腹腔穿刺などを数多く経験させていただきました。麻酔科では、挿管から麻酔の導入、術中の血圧や心拍数などに応じた薬の用量調節、抜管などを一通り経験します。新東京病院では心疾患を患っている患者さんの手術も多く、心機能が低下した症例での麻酔を実践的に学べるのも大きな利点です。
集中治療室の研修では心臓血管外科の術後管理がメインで、術後の点滴、出血量、切開創が治っているかどうかなどをしっかり診ていくことになります。外科では消化器と乳腺の手術が多く、毎日のように助手として参加しました。
どの科でも共通することですが、中心静脈カテーテル(CV)やAライン確保など、重症患者さんの管理に必須の手技は研修医が中心になってやらせていただいています。

貸与された端末で各診療科の画像所見を
参照することも可能

2年目の現在(2018年10月時)、院内では、脳神経外科、放射線科、耳鼻科をローテーションしました。私の志望する脳神経外科では、手術の助手、病棟での腰椎穿刺や創処置はもちろんのこと、慢性硬膜下血腫に対する穿頭血腫除去術を執刀医として数件経験させていただきました。また、脳神経外科ではCTやMRI画像を読めることが必須であることを痛感し、その後にまわった放射線科では当初の予定を超えて2カ月間、多数の脳の画像に読影をつけるようにして、上級医の先生方にチェックしていただきました。柔軟にローテーションを変更できることも新東京病院の初期研修の魅力の一つだと思っています。

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外病院の研修で3次救急から地域医療まで
さまざまな経験を積む

小児科、産婦人科、精神科、地域医療は外病院での研修になります。研修先は、小児科が小張総合病院と東京女子医科大学東医療センター、産婦人科が小張総合病院と東京女子医科大学八千代医療センター、精神科が袖ケ浦さつき台病院、地域医療が小張総合病院と青森県下北半島にある東通村診療所です。
東通村診療所の地域医療研修では外来診療を中心に研修させていただきました。こちらでは患者さんの多くが高齢者で、外来診療をメインに経験しました。青森県は高血圧や糖尿病の有病率が高く、服薬だけでなく減塩や禁煙、節酒の大切さを理解していただくよう努めました。
こちらの研修で忘れられないのが、歩行障害の患者さんが来られたときのことです。頭部CT画像を撮ると、両側に大きな慢性硬膜下血腫がある状態でした。慢性硬膜下血腫は、手術しないで済む場合もありますが、血腫が大きい場合や症状がある場合は一旦入院してもらい、症状の強さや経過を見ながら手術するかどうかを判断することが多い病気です。ところが、この診療所では手術はできません。周辺にも脳神経外科のある病院がなく、救急車で2~3時間かけて青森市か八戸市の病院に搬送するしかない状況です。搬送する途中で急変する可能性もあります。そこで、診療所の上級医の先生と青森市の病院の脳外科の先生に相談した結果、青森市までドクターヘリで搬送することになりました。診療所周辺のランデブーポイントにドクターヘリが到着したときの安心感はかなり大きかったですし、地域医療を支える診療所を近隣の基幹病院がどのようにサポートしているかを知るうえで、とても貴重な経験をさせていただきました。
外病院で研修するメリットとしては、新東京病院では診ることのできない診療科・重症度の症例を診る機会がもてるのは当然のこと、自分のいる病院で常識的に行なわれている日常業務がどこの病院でも常識なわけではない、と知ることができることです。今後の医師生活では、一つの病院だけで働くわけではなく、基点となる病院のほかにもさまざまな病院で勤務することになると思います。どの病院での業務にも柔軟に対応していくために、研修医のうちから多くの外病院で研修することはとても良い経験になります。
そして外病院で研修する最大のメリットは、他施設の研修医がどのような研修をしているのかを知ることができることです。他施設の研修医が自分より優れた手技を行っていれば「もっと頑張らなければ」という向上心につながりますし、逆に自分のほうが経験値が高いと感じる部分があれば自信にもつながります。自分が成長するうえで、外病院で研修する意義は大きいです。

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学会発表、海外研修を通じて
「世界中の医師から信頼される医師」に

新東京病院の先生方は国内外の学会発表や海外留学・研修に積極的に取り組まれており、研修医にもこうした機会が多数与えられています。専門医取得のためのポイントを取るうえでも学会発表は大きな課題となりますし、その先にも学会発表の機会は必ずあるので、初期研修医のうちに経験できるのは大きなメリットになります。
海外研修は1年目に心臓内科をまわった際、院長の中村淳先生に同行させていただき、香港での研修を経験しました。中村先生が現地の病院で高難度の慢性完全閉塞病変(CTO)に対してPCIを施行し、現地の先生方が難渋するような病変を次々と治療していく姿を目の当たりにして、深い感銘を受けました。中村先生のように世界中の患者さん・医師から頼ってもらえるような実力をつけることは、非常にやりがいのあることだと感じ、日本で手技を上達させることも非常に大事なことですが、同時に、世界に視野を広げて技術の向上に努めなくてはいけないと強く感じました。この研修中には、現地の先生方に新東京病院での研修について英語でプレゼンする機会をいただきました。現地についてからプレゼンのことを知らされて、大急ぎで準備してなんとか発表を終えましたが、自分の英語力のなさを痛感しましたし、もっと英語力をつけて海外の先生方とコミュニケーションを取りたい、というモチベーションの上がる経験となりました。

自主性をもって勉強できる人、
志望科が決まっている人に適した研修病院

新東京病院での研修に向いているのは、自主性をもって勉強できる人、志望科が決まっている人だと思います。現在、どの研修病院でも「手技が多数経験できる」「勉強会が多い」「柔軟にローテートを組める」と説明して研修医を募集していますが、今後はこうした内容に+αの魅力が必要になってくるのではないでしょうか。そして新東京病院の+αの魅力は、心臓内科、心臓血管外科、消化器内科、脳神経外科、形成外科等の手術数・症例数が圧倒的に豊富なこと。このことは、これらの診療科を志望している学生には経験できる手技も多く、大きなメリットになると自信をもっていえます。
また、業務後に勉強したり、縫合の練習をしたり、リフレッシュするための時間もある程度は確保できますので、こうした時間を有意義に使える人には成長しやすい環境と言えるでしょう。新東京病院は他病院と遜色ない研修ができ、更に、自分が将来専攻を希望する分野では、努力次第で他施設の研修医より「一歩以上先」まで成長できる病院だと思います。

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都心へのアクセスが良く暮らしやすい街で
充実のオフタイム
休日は体育館を借りてバスケットボールも

―― オフタイムの過ごしかたを教えてください。

大学までバスケットボールをやっていましたが、研修医になってからはなかなか運動する時間が取れなくて運動不足になりがちなので、休日はジムに行ったり、外を走ったりしてなるべく身体を動かすようにしています。平日の仕事が終わったあとは家でゆっくり過ごすことが多いです。
外科医は手指の器用さだけでなく、足腰もけっこう大事だと思います。椅子に座って手術するケースも多いのですが、少なくとも助手をしている間は立ち仕事が中心ですので、しっかり鍛えておこうと思っています。

―― 松戸での暮らしはいかがですか?

私は秋田で生まれ育ち、札幌で大学生活を送ってから松戸に来ました。松戸に来るまで雪のあるところでしか生活してこなかったので、冬に雪がないというのが一番の驚きでした(笑)。都心に出るのも便利ですし、生活するうえで困ることがない、暮らしやすい街です。
それから、松戸はおいしいラーメン屋さんが多いです。すごくラーメンが好き、というわけではないのですが、おいしくないお店がないというのがすごいなと思います。札幌もそうですけど、激戦区ではおいしいお店でなければ生き残れないんでしょうね。

(2019年1月掲載)