市中病院
ソウゴウビョウインカイセイビョウイン
〒762-0007 香川県坂出市室町3丁目5番28号
0877-46-1011 / 0877-45-6410
JR坂出駅より徒歩約10分
当院の研修プログラムの特徴として、第1に、診療科の枠を超えてチーム医療を実践していること、第2にプライマリ・ケアと救急医療が充実していることが挙げられます。具体的には初年度に指導医の多い内科と、今までの研修医から「習得したい技術」で希望が多かった技術(縫合や気管挿管など)の研修に適した症例の多い救急科を中心とした研修科目を設置しています。2年次にはそれぞれの研修医の希望する研修体系に対応できるように長期間の自由設計枠を設置しています。
毎週各科の指導医による研修医勉強会を行っています。また毎週水、木曜日7:30からインターネット上でプライマリ・ケアに関する実用的な講義、症例共有などを行っているレクチャー、カンファレンスへの参加、病理カンファレンスなど初期研修中に必要な知識を構築できます。また、院内に医療教育シミュレーター機器を各種揃えています。院内ICLSなども開催しており実臨床で出会う前に必要な予備知識を十分に経験できます。また、指導医と研修医が同室の総合医局があり、他科の指導医へ相談しやすい環境は、研修医にとって大きなメリットとなっています。研修環境・制度向上のために委員会を定期的に開催し、通年を通じて研修医をサポートするチューター制度も取り入れています。
当院の整形外科は新専門医制度において基幹施設となっており、県内でも屈指の研修施設です。救急科との密接な連携のもと、多発外傷・開放骨折・脊髄損傷等の重傷外傷症例も多く、整形外科領域の基礎となる外傷領域の充実した研修が可能です。また、脊椎・股関節・膝関節・肩関節・リハビリ・スポーツ整形外科領域、それぞれの専門医が在籍し、基礎的な研修を超えたサブスペシャリティ領域の研修も可能です。地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟も併設されており、治癒過程の経験も豊富なため、専門研修だけではなく初期研修で必要な経験をすることができます。
当直は基本的に月4回で、1年次は22時までの半直という形になります。平均件数は3~5件くらいです。慣れてきたら研修医がファーストタッチを行います。2年次からは当直(17:00~翌9:00)となります。当直明けは基本午後からは帰宅できます。研修中の科にもよりますが、当直明けの9:00で帰宅できることもあります。当直が月3回程度、日直が月1回程度あります。
必ず外科系と内科系の指導医が一人ずついる体制になっているため、研修医が一人きりになることはなく、随時相談や指示を仰ぐことができます。
半直の時は翌日は普通勤務となります。2年次からの当直明けは、昼から帰宅できます。科にもよりますが問題なければ当直時間終了後に帰宅することもできます。
1年次の時に毎週各科の指導医、コメディカルによる研修医勉強会があります。その数は12月まで約30回行われ非常に充実しています。また、毎週、水・木曜日に早朝勉強会も行っており、初期研修中に必要な知識を構築できます。
回っている科にもよりますが、大体17時頃には帰れる事が多いです。土、日、祝日は原則的に休みになります。
将来希望している科があれば、その科を見学することをお勧めします。また交通費、宿泊費等は当院で負担致します。歓迎食事会等もあり、研修医や指導医とじっくり気楽にお話しいただけます。
研修医同士はとても仲が良く、経験した症例などを報告しお互いの指揮を高めたり、助け合ったりしながら研修を行っています。当院は、自分のペースで研修したい人に向いていると思います。少人数での研修のため症例の取り合いもなく、やる気をみせるとどんどんチャンスが回ってきます。
試験は面接のみです。自由面接と課題面接があり、課題面接は事前にいくつかの候補の中から話したい内容を決めて話します。和やかな雰囲気なので心配ないと思います。
当院は瀬戸大橋のたもとである坂出市にあり、本州への移動もスムーズです。最寄りの坂出駅から徒歩10分程の所にあり、スーパーやコンビニ、大型商業施設も近くにあるので生活に困らないです。病院内にもコンビニ、カフェ、売店があります。車があると生活しやすいと思います。宿舎についても病院近くの賃貸物件を病院が借りてくれ、研修医の賃料負担はありません。
休日はドライブしたり、おいしいご飯屋さんを探したりしています。落ち着いた雰囲気の町ですが、岡山まで約40分、大阪まで約90分で行くことができるので、休日もメリハリをつけてリフレッシュすることができます。
一年目 5,200,000円/年
二年目 5,850,000円/年