マッサージ師の診察技術

2014/05/08

皆さんこんにちは!渡(ワタリ)です。
この度メックの皆様のご助力により念願のブログを始めることが出来ました。
私のモットーはみなさんに勉強を楽しんでもらうことです。
日常生活や趣味、身近なニュースなど何気ないことから勉強出来るような、
そんなブログにしていきたいと思っています。
あまり堅苦しい話は抜きにしていきたいので、
皆さんも肩の力を抜いて楽しんで頂ければ幸いです。

さて、早速第一回目の今日は、最近ハマっているマッサージのお話。
最近オイルマッサージにハマっております。
もともとマッサージは好きだったのですが、
先日初めてオイルマッサージを受けてその気持ちよさに感動…。
回数券を購入して月2くらいのペースで通っています。

私が受けているのは上半身(主に首のあたりと背中)ですけど、
あんなに首をゴリゴリ触ってたら、やっぱマッサージ師の人も
リンパ節腫脹とか分かるんだろうなあと思い聞いてみたところ、
やっぱり腫れてるのは分かるそうです。
そして腫れてるのを見つけたらちゃんと病院に行くように指示してるんだそうですよー。
マッサージに行ったことで病気が早く見つかるなら良かったですよね。

私はリンパ節の触診がどうも苦手というか…。
大きければわかりますけど小さいものは見逃してるかもなあと思うので
マッサージ師のお姉さんは、すごい!身体を触るプロですね♪

診察に関する問題で、未だに声音振盪とか打診による肝肺境界の特定とか出てくると
いまだにこの辺をちゃんと診察してる医者ってどれくらいいるんだろうと
思ったりもしますが(実際最近の国試ではあんまり出てない)、
リンパ節の触診については確かにいまだに大事な診察技術と
言えるのではないかなと思っています。↓ 現に、つい最近の国試にも出ています。

【107G-21】
悪性リンパ腫のリンパ節の所見として典型的なのはどれか。

a 圧痛
b 自発痛
c 弾性硬
d 熱感
e 癒着

基本的に痛いとか熱いとかいった炎症所見を伴うのは感染症、
周辺のリンパ節や皮膚と癒着していくのは悪性腫瘍の転移です。
癌ですから、ジワジワ浸潤していくイメージを持って下さい。ということで正解はc。
悪性リンパ腫と言えば「弾性硬」が有名です。

一発問題ですが、未だにこんな問題が出てきますのでしっかり覚えておきたいですね。