国試に役立つがん闘病漫画

2019/06/24

渡ですkao06

今回は最近私が読んだがん闘病漫画を2つご紹介したいと思いますte03
随分前に「Dr.渡の国試に役立つ漫画講座」という記事を書いており、
あちらは直接医療に関係ない漫画なども含まれておりましたが、
今回紹介する2作品はどちらもプロの漫画家の先生が実際にご自分で経験されたがんの記録を漫画にされたドキュメンタリーとなっています。
というわけで国試対策度はどちらも★★★★★
近年の国試は疾患や検査、治療のイメージを要求する(どれくらい大変なものなのかを問う)問題が増えています。
特に癌治療の現場はイメージしにくい部分も多々あるのではないかと思いますので、漫画で楽しく学んじゃいましょう!!

①がんまんが+すとまんが 内田春菊先生
「がんまんが」が大腸癌発覚まで~人工肛門造設までを、「すとまんが」が人工肛門増設後の生活を描かれた内容となっています。
内田春菊先生といえば「南くんの恋人」がドラマ化もされており有名でしょうか。
私は今まで内田先生の作品を読んだことがなく、名前だけ聞いたことがあるような状態だったのですが
漫画だけでなく多方面で活躍されているパワフルな方で、がん患者の率直な気持ちなど、包み隠さぬ描写が面白かったです。
肛門に極端に近い直腸癌は国試的には即座に人工肛門ですが、実際には何とか人工肛門を避けるためにどのような戦略が取られているのか。
また、人工肛門後の生活とはどのようなものなのか。イメージをつかむのにもとても勉強になる漫画だと思います。

②さよならタマちゃん 武田一義先生
「GANTZ」で有名な奥浩哉先生のアシスタントをされていた先生です。
タイトルから想像がつく通り、精巣腫瘍(転移あり)の診断で精巣摘除後の化学療法生活を記録されたもの。
私は知識として、精巣腫瘍は転移があっても9割方治るということを知っていて、
学生さんには「そういう意味ではがんの中ではまだ治りやすい方ですよね」などと言ったりするのですが
それはあくまで過酷な化学療法に耐えてこその結果。本作主人公(武田先生)は特に副作用が強く出るタイプだったようで、
見ているこっちも辛くなるような入院生活が描かれています。「がんまんが」に比べると
漫画家として成功する夢の話、仕事の話、奥様との絆の話などにも重点が置かれており、
勉強になるだけでなく一つの漫画として感動する内容だと思います。ちなみに私は不覚にもラスト泣きました(ノД`)・゜・。

コメント

  1. DH

    はじめまして。いつもmecのビデオ講座で勉強してる6年です。

    武田先生はペリリューって漫画で知りましたが、精巣腫瘍だったんですねぇ。先生のおっしゃるように、文字の上で〇〇にはケモラジがよくきくとかケモで治療とかって理解するだけでなく、実際の患者さんの体験を知るってのはなにより大事だなと感じます。(日々の実習でも)
    可愛いイラストなので今度読んでみます。

    いよいよ暑さがきびしくなってきました、どうぞご自愛ください。

    1. Dr.渡

      DHさん

      ブログにコメントありがとうございます!
      また、メックのビデオ講座をご利用頂いているとのこと、誠にありがとうございます。

      「さよならタマちゃん」で漫画家として活躍していく夢について語っておられたので、
      「ペリリュー」で受賞された時にはなんだかすごく感動しました!
      武田先生のイラストは読みやすいですし、おっしゃる通り治療のイメージが湧く
      とても勉強になる漫画なので、よろしければ国試前に読んでみて下さいませ♪

      本当に毎日暑くて、夏らしくなりましたね。
      DHさんもどうぞお身体に気をつけて、充実した夏休みをお過ごしくださいませ。
      お気遣い誠にありがとうございましたm(_ _)m

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