当院は仙台の中心地、国分町にありますが、この規模の病院としては珍しく各科の垣根が低く、他科の医師同士も非常に仲がよいので気軽に相談しやすいのが特徴です。研修医の募集定員はあえて6名とすることで、最後までとことん指導できる体制としています。また、女性医師が多く在籍しており、女医さんが他のスタッフに気兼ねなく働きやすい環境になっており、女性研修医も受け入れやすい状況です。ほかの大規模病院に比べると経験する症例数は多少少ないかもしれませんが、その分しっかり指導医が教育する時間がとれますし、研修医自身も自分の時間も十分にもてる環境だと思います。一例一例じっくりと熟考しながら患者さんを診ることができるので、臨床研修に多少自信のない方にも快適な研修生活を送ることができると自負しております。ぜひ一度見学にいらしてください。
当直は月に4回、上級医1名と研修医1名の2名体制で、初期対応は全て研修医が行います。ウォークインは受入れていないので救急車対応がメインになります。救急車の受入れは平均2、3台で当直中も比較的ゆっくり休むことができます。各科オンコールも決まっているので、夜間でも電話で相談することができます。当直明けは普段通りの勤務ですが、夜間忙しく眠れなかった場合には指導医に相談し半日休みをもらうこともできますよ。
当院に興味を持って頂いた方にはまず「消化器外科」の見学をオススメします!活気があり手術中の雰囲気もいいだけでなく臨床研修プログラム責任者の先生がいらっしゃるので、自身のアピールにもなりますよ。また、「産婦人科」は随時、「乳腺外科」は火・金曜日、「整形外科」は金曜日以外だと手術見学も出来るのでオススメです。その他志望科が決まっている方はそれぞれの科に行ってみるのもいいと思います。
仙台医療センターの研修のいちばんの特徴は総合力と全ての分野にわたる高度・先端医療です。当院は、150万人ともいわれる仙台医療圏の中核的な病院であり、宮城県ドクターヘリの基地病院として、医療圏を超えて高度な救急医療も提供しています。当院の多くの臨床指標はトップクラスであり、初期研修には最高の環境です。指導医は研修医の指導においても経験が豊富です。研修医の皆さんには、4月から様々な症例をどんどん経験してもらい、手技はもちろん、多くの経験を積めるよう心がけています。
当院には常時30名以上の研修医がおり、またそれぞれの診療科には後期研修医もいます。ちょっとしたことを気兼ねなく相談できる同僚から学ぶことも多いと思います。
初期研修の水準こそが、これから始まる医師としてのキャリアのスタンダードとなるはずです。当院で初期研修を行うという選択には間違いはありません。一緒に盛り上げていきましょう。
当直は平均4回です。内科当直は研修医(1年と2年目の)2名と指導医、外科・脳神経当直は、研修医1-2名と指導医、このほか、産婦人科や小児科の当直や日直に研修医が入ります。夜間救急対応する件数は全科あわせて10-20件程度で、3次救急が主体です。当直明けは帰れます。初期対応は基本的に研修医が行いますが、研修医で方針を決めた後に必ず上級医と相談するので、安心してスキルアップが図れます。さらに、内科当直終了時には、全例症例検討会を行っており、経験豊富な指導医陣からアドバイスを受けることで、臨床能力が飛躍的に向上します。
どの診療科もおススメです。研修医が回っていない場合もあるので、見学を申し込む際に、確認してから見学に来たほうが良いです。
当院は、宮城県仙台市東部にある病床数600床、33の診療科をもつ大学病院で、市内および近隣自治体より広く患者を受け入れています。2016年4月に東北薬科大学に医学部が新設され、「東北医科薬科大学病院」として新たなスタートを切りました。
元々、市中の総合病院であった当院は、大学病院でありながらCommon diseaseの症例数も多く、プライマリケアから高度・専門医療まで幅広い診療経験が可能です。教育機関であるため指導医の指導能力が高く、レベルの高い臨床教育が受けられます。一方、診療科間の垣根が低く、お互いの顔が見えるという従来の一般病院のよい点がそのまま残っており、居心地の良い職場環境です。
また、新専門医制度において、当院では12の基本領域で基幹施設となっています。3年目以降の専門研修へ、初期研修から継続的なキャリアパスをサポートします。
研修医の救急センター担当業務は、月3~5回程度、救急外来当直医(指導医)2名のもと平日は17:15-22:00、休日は8:30-17:15または、17:15-22:00の勤務とし、翌日の業務に支障が出ないよう体制を整えています。ただし、希望する場合には当直を行うことも可能です。
どの診療科でも見学可能です。
しいて言うなら、オススメは本学医学部のミッションでもある総合診療科の見学です。
症例数が多い割には研修医数が限られているため、一人の研修医が多くの症例を経験できます。手術や内視鏡などの手技も、やる気があればどんどんやらせてもらえます。診療科数は多くないですが、その分内容の濃い研修ができます。科ごとの垣根も低く、コンサルトがしやすい、風通しの良い医局です。2年目の研修スケジュールについても、研修医主体で決めることができるため、院外研修を多めにしたり、院内でじっくり研修をするなど、自由度の高いプログラムになっています。内科の新専門医制度の基幹型病院となっており、外科も東北大学病院からの専攻医として一定期間の研修が可能であるため、後期研修を含め長期間において腰を据えての研修が可能です。初期研修医の定員は1学年6名で、多すぎず少なすぎず、ちょうどいいと思います。
当直は月平均4回程度で、初期研修医がファーストタッチを行います。救急当直は22時までは3人、それ以降は2人体制にて常に上級医がサポートします。その他に管理当直医師が2名在院しており、コンサルトが可能です。また、シフト制により当直当日と翌日の日勤時間帯については勤務から外れているので、十分な休息を取ることができます。
症例数の多い外科や消化管・肝胆膵内科、循環器内科、呼吸器内科の見学に来る方が多いです。迷ったら、研修医が在籍している診療科がお勧めです(研修医は月単位で診療科を異動しますので受付時にお問い合わせください)。病院の雰囲気を見てもらったら魅力が伝わる自信があります!見学に来て応募を決めた研修医がたくさんいます。まずはぜひ一度(二度でも三度でも)見学に来てみてください!!
当院は開院して以来、90年にわたり仙台市民の健康と福祉の向上に貢献してきました。市民の皆様に信頼される地域の中核病院として、また安全・安心な市民生活に欠くことのできない政策的医療の中心的な担い手として、市民の健康と生命を守る役割を果たしています。
当院の重点施策として救急医療、高度医療、臨床研修の充実を掲げています。特に臨床研修病院としては、救急医療を通して「鑑別診断能力」、「救命を含めた初期対応能力」、「プライマリ・ケア能力」の獲得を目標としており、充分な症例数を背景に、研修医に対する指導にも懸命に取り組んでいます。
平成26年にあすと長町地区へ移転し、小児救急医療、NICU等を新設するとともに、救命救急医療や災害時医療、感染症医療を更に充実しています。また、敷地内に院内保育所やレストラン、研修医室等が入る厚生棟、研修医宿舎棟を整備しており、アメニティが格段に向上しています。
内科系・外科系・小児科の3 系統で当番しており、2年目・1年目の研修医は内科系・外科系を決めずにプール体制を導入しています。当直回数は,土日祝日等の日直業務を合わせて通常月は4~6回程です。指導医、上級医・専攻医、1・2年目研修医の3列体制の当番が基本です。各科、時間外のオンコール体制もあります。
ご自身の興味のある診療科の見学も大歓迎ですが、当院の特徴である「救急科」の見学をお勧めします。初期臨床研修医が常に2名以上おり、卒後1~2年の研修医の動きを経験することや研修医の生の声を聴くことで、より一層当院への理解が深めることができます。事前にご相談の必要がございますが、当直帯の見学も可能です。平日であれば期間を定めず病院見学を行っておりますので、是非当院HPからお申し込みください。